2ntブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

車のナンバー使用禁止文字はこの4つ。一体なぜダメなの? 普段は目にすら留まらないが… 現代ビジネス 3/5(日) 11:01配信

公道を走るすべての車に装着が義務付けられているナンバープレート。

 左上の地域名を除けば、表示されているのは単なる文字と数字の羅列にしか見えず、車を購入してこのかた、気にとめたことがないという人も少なくないだろう。

 実は、それぞれに意味があって使用されている。

 4ケタの表示の数字は「一連指定番号」と呼ばれ、任意の数字を選べる。誕生日など、本人にとって意味のある数字や、語呂合わせでナンバーを選ぶ人も多い。

 では、地域名の右に表示されている番号は何を意味するのか。

 これは「分類番号」といい、乗車定員10人以下の普通乗用車は3から始まる3ケタの数字、軽乗用車は5から始まる3ケタの数字という風に、車の種類で分類される。

 一番謎めいているのが、左に振られている一文字のひらがな。ランダムに割り当てられているようにも見えるが、これも大まかなルールがある。

 普通自動車の場合、「あ」行から「か」行は事業用(緑地に白字)、「さ」行から「ら」行は自家用(白地に緑字)と、車の使用目的によって文字が割りふられている。

 ちなみに「れ」と「わ」はレンタカーに、「よ」は駐留軍人用車両にのみ使われる文字だ。

 しかし、すべてのひらがなが使われているわけではなく、「ワケアリ」で使用されない文字がある。それが、「お」「し」「へ」「ん」の4文字。

 それぞれ、使用されない理由は以下の通り。

 「お」…形の似ている「あ」「す」「む」との読み誤りを避けるため。
「し」…「死」を連想させるから。
「へ」…「屁」(排気ガス)を連想させるから。
「ん」…発音しにくいため。

 ちなみに、かつてはこのひらがなの書体にも複数の種類があり、地域によって違うものが使用されていたが、現在は「小松書体」というものに統一されているそうだ。

 ふだんは余り意味を考える事のないナンバープレート。たまには、まじまじと観察してみてはいかがだろうか。(岡)

 『週刊現代』2017年3月11日号より

週刊現代
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント